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最新歯科医療技術が集まる!IDSケルン国際デンタルショーの行き方・楽しみ方

IDS入口の画像

「歯科器材の国際動向を知りたい!」と思ったら、やはり国際デンタルショーに出かけていくのが一番かも。
と思い、「世界最高峰の歯科の祭典」や「世界最大規模のデンタルショー」といわれるIDS(International Dental Show)の行き方・楽しみ方をご紹介します。

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IDS(International Dental Show)とは?

2年に一度ドイツのケルン・メッセで開催される「世界最高峰の歯科の祭典」と呼ばれるIDSです。
2019年では、2,300社が出展し、 166カ国から16万人が来場したほどの大規模なものです。
ドイツのケルンは、ベルリン、ハンブルク、ミュンヘンに次いで4番目に大きな都市。美術館と博物館をあわせて130以上もあります。何度訪れても飽きません。

ケルン大聖堂の写真某夢の国に見えますが、ケルン大聖堂です。

国際デンタルショーは、初めて行かれる方にはハードルが高いかもしれません。
そこで、このIDSに「行ってみたい!」と思う先生方や企業関係者の方のために、IDSの常連である豊山洋輔先生に、アドバイスをいただきました。

豊山洋輔先生

豊山先生の写真向かって一番左が豊山先生

神奈川県・聖母歯科医院 院長/削らない歯学会代表理事

LDA常任理事
 
IADFEフェロー
 

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IDSの行き方・楽しみ方Q&A

【Q.1】IDSに行くと、どんな良いことがありますか?

豊山先生【A.1】
 一番大きいのは、日本企業の「社長さん」と知り合いになれることでしょう。日ごろの不満や希望などを直接伝えることができます。海外企業でも同様で、日本のインポーターから事前にリクエストしておけば面会可能です。
 また、海外企業の場合、商品の開発者に直接会えるのも魅力。貴重な機会なのでぜひ活用してください。日本と違い、説明員として歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士が数多くいるので、深い話にも対応してくれます。
 さらに、語学が苦手でも何とかコミュニケートしようとしてくれるので、意思疎通は可能です。『ポケトーク』などの翻訳ツールがあれば言うことはありません。ただし、会場内の電波状況が悪いので、Wi-Fiは容量の大きいものをお薦めします。ちなみに、今回は有名な『○モトのWi-Fi』はまるで役に立ちませんでした(容量の関係かもしれません)。

【Q.2】渡航費や滞在費はいくらぐらい掛かりますか?

豊山先生【A.2】
 ピンキリですが、乗り継ぎ便の場合は航空券が10万円ほど。直行便の場合は17万円ほど(フランクフルトもしくはデュッセルドルフ着)です。
 宿泊費は、ケルン市内の場合、一泊3万円程度から。日本の概念からはあり得ないような安ホテルも多く見られますが、デュッセルドルフなら一泊1万円程度からかなり良いホテルが取れます。
 また、ケルン-デュッセルドルフ間の移動は、今回は入場券と一緒に付いてくる無料チケットが使えました。DB(ドイツ鉄道)のRE(快速列車)で40分程度です。
 団体ツアーであればもっと安くなります。私のお薦めは「デンタルツアー」(㈱コミュニケーションツアーズ、担当・久田氏)です。入場券の手配も可能です。

【Q.3】何日あれば回れますか?

豊山先生【A.3】
 開催期間は5日間。全てを細かく見て回るのは無理です。初回はとにかく会場の雰囲気、つまり世界の歯科業界の大まかな方向性さえ感じられれば十分でしょう。業界を熟知した案内役がいれば言うことはありません。

【Q.4】「IDSは元気だ」と聞いていますが、なぜ?

豊山先生【A.4】
 その理由は、世界中から企業が集まってくるから。どこかの地域の景気が悪くても景気の良い地域は必ずあり、それに引きずられるように、みんな元気になるようです!

【Q.5】毎回参加のメリットは?

豊山先生【A.5】
 何より、「楽しいから」でしょう!自分の選んだ職業の明るい未来を目にして、楽しくないわけがありません。次回は皆さんもぜひ足を運んでみてくださいね!

【Q.6】次回の開催は?

豊山先生【A.6】
 隔年なので、2021年、2023年、2025年・・・の3月(通常)開催予定です。
 詳しい日程は、IDS公式ホームページをご参照ください。

過去のIDSレポートを読むことができます!

アポロニア21の画像
時代ごとに、世界のデンタル市場でどんな動きがあったのかは、月刊『アポロニア21』のバックナンバーで読むことができます。

IDS 2019

・目利き開業医が選んだ「Best3ブース」(内田昌德、豊山洋輔、村岡正弘)
『アポロニア21』2019年5月号 
・「医院デザイン」「感染予防」「歯科技工」他(久保寺司)
・ IDSの行き方・楽しみ方Q&A(豊山洋輔) ※本ブログの前半に内容の全文を掲載
『アポロニア21』2019年8月号 

IDS 2017

・「予防の新製品」「インプラントの方向性」「CAD/CAM」他(久保寺司)
・目利き開業医が選んだ「Best3ブース」(久保寺 司、内田昌德、豊山洋輔、村岡正弘)
『アポロニア21』2017年5月号 
 

IDS 2015

・「レーザーミリング」「感染予防」「デジモノ事情」他(久保寺 司、『アポロニア21』IDS取材班)
『アポロニア21』2015年5月号 

IDS 2013

「イノベーション」「エデュケーション」「CAD/CAM」他(久保寺 司、内田昌德、小坂雄一)
『アポロニア21』2013年7月号 

IDS 2011

「インプラント+CT」から感染予防の時代へ(久保寺 司、内田昌德、小坂雄一、水谷惟紗久)
『アポロニア21』2011年7月号 

IDS 2009

・「ユニットとその周辺」「LED無影灯」「CTの動向」他(久保寺 司、協力:㈱コサカ)
・「警鐘的意見―歯科のトレンドと問題点」(加藤嘉哉)
・「CT、CAD/CAMを中心にした最新事情」(砂盃 清)
『アポロニア21』2009年6月号 

IDS 2007

・「KaVo-Kerr巨大グループの攻勢」「アメリカ企業大量進出」他(久保寺 司)
『アポロニア21』2007年6月号 

IDS 2005

・「レーザー事情」「ユニフォーム」「タービン」他(久保寺 司、加藤末吉)
『アポロニア21』2005年7月号 

IDS 2003

・「補綴・技工」「ユニット・キャビネット」「小物」他(久保寺 司)
『アポロニア21』2003年5月号 ※在庫なし 

21世紀のデンタル市場の大まかな流れを知ることができる!

なるべく短時間で、過去の世界のデンタル市場(器材)の流れを把握したい!」という方には、『歯科医療のシステムと経済』の第3章を読むのがお勧めです。

歯科医療のシステムと経済画像をクリックすると、書籍紹介ページに飛びます
久保寺 司先生

久保寺先生の写真
東京都八王子市開業/日本歯科新聞社 上席特派員
1986年から国内外のデンタルショーを見続け、ジャーナリスト活動を行っている。
『歯科医療のシステムと経済』では第3章を担当し世界の歯科医療器機やデンタルショーを紹介している。

歯科医療のシステムと経済の三章画像
IDSの他、華南国際口腔展、IDEM、Sino Dental、Dentech China 、SIDEX、
ミッドウィンターミーティング、国内デンタルショーも含めて世界の流れを知ることができます。

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日本歯科新聞社編集室
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歯科界唯一の週刊新聞を発行している新聞社。歯科経営誌「アポロニア21」やその他、書籍も多数出版しています。
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