コラム

「『マスク』アンケート」日本歯科新聞アーカイブ2010年2月2日

新聞タイトル20200203

10年前、20年前のことを覚えていますか。
日本歯科新聞社が長年発行し続けてきた新聞から、気になった記事をご紹介いたします。
本日ご紹介の記事は約十年前の2020年(平成22年)2月2日発行から、現在話題にもなっている「マスク」についてのアンケート記事がありました。

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日本歯科新聞(2010年2月2日発行)

 歯科医師や歯科医療従事者は診療中、外すことのできないマスクだが、一般の20~30歳代の人にはあまり好まれていないようで9割が「したくない」と思っている。東京のマーケティング会社が実施した「マスク」に関する意識調査で分かった。インフルエンザ流行の影響等もあって街中で多く見かけるようになり、日常的なアイテムとなったような感のあるマスクだが、意外な結果に同調査会社も「興味深い」としている。
マスクをしたくない理由として女性では、ファンデーションや口紅などの「メイクが落ちるから」が最も多く、男性では「息苦しい」「眼鏡が曇る」「耳が痛い」などが多かった。
一方、マスクをどんな時にするのかの質問では「風邪を引いている時」が64%で最も多く、次いで「咳が出るとき」43%、「周りに風邪を引いている人がいる時」40%の順だが、「花粉の時期」の31%も高い割合にあった。
また、冬にはマスクをする頻度が高く、3人に1人は「週に1日以上」と答え、「ほぼ毎日」も14%いた。
マスクをしている人に対して感じる印象(複数回答)では、「体調を崩している」70%がトップだが、次いで高いのは「表情がわからない」、「顔がわからない」で47%、30%を占める。患者さんに治療内容を説明するときはマスクを外した方がいいようだ。
※日本歯科新聞(2010年2月2日発行)

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マスクの売り上げが伸び始めたのは2010年以降

1990年代までは「ガーゼマスク」が主流だったせいもあり、一般的に使用されていませんでした。
当時の街中を思い出しても、たしかにマスクをしている人はほぼいなかったように思います。

2000年以降に家庭用の「不織布マスク」が発売され、さらに2002年に新型肺炎SARS(サーズ)が話題になります。そして2009年の新型インフルエンザウイルス流行によって爆発的に売れました。
このとき、各所で在庫がなくなり転売屋と呼ばれる人たちが高額で露天販売などしていました。
上記アンケートはちょうど新型インフルエンザウイルス流行後に行われているので、マスク着用の意識が高くなってきている時期だと思われます。
その後、花粉症や「PM2.5」などから身を守るためのほか、「すっぴんが隠せる」「紫外線対策」「ファッション」として着用する人も増えました。

黒マスクがもっと評価されるべき5つの理由!徹底検証!カッコイイだけじゃない!?|JIGGYS NEWS
https://www.jiggys-shop.jp/ft/blackmask/%e9%bb%92%e3%83%9e%e3%82%b9%e3%82%af/

もともとは台湾などで流行っていた黒マスク。クールに使いこなす人が増えています。

“白マスク”はダサい?おしゃれアイテム化で若者が支持、”新世代マスク”躍進のワケ | ORICON NEWS
https://www.oricon.co.jp/special/53886/

カラーバリエーション豊富なマスクを取り扱う『PITTA MASK』

接客業ではマスクは着用禁止が多い?

2019年の歳末に接客業のマスク着用の有無について、少しだけ話題になりました。
やはり「スタッフの表情が見えなくて不安」「表情が見えなくて不快」などの意見もあり、大手スーパーや百貨店などは基本的にマスク着用禁止と決められていたようです。
ですが今回新型コロナウイルスの流行によって、大手空港会社やテーマパークなどの「笑顔がメイン」の接客業の中でも、「表情よりも感染予防」という流れになりつつあるようです。

感染予防の動きが各地で加速 接客業でもマスク着用
https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000175131.html

マスク不足のせいで仕事ができないケースも

上記のように普段からマスクの売り上げが伸びていますが、やはり新型インフルエンザウイルスや新型コロナウイルスなどが発生し、広範囲で予防意識が高まると、マスク不足が深刻になってきます。
医療従事者の中からも「業者からもマスクが買えない」という声が増えています。
中には間違えて防塵マスクまで大量に買われてしまい、溶接業の人が困るケースも出てきているそうです。
かといって、普段からどの程度ストックしておけばいいのかも、収納場所を考えると悩ましいところではありますね。

余談ですが、マスクと共に眼鏡の曇り止めも売り切れているところがあるようです。
普段、眼鏡をしない人からすれば盲点ですね。

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